Ear Training for Guitarists 相対音感

2015-07-14 20.00.25

今日はイヤートレーニングの話。

Dean Brownのレッスンを受けていたとき。

まず一番最初にやったこと。

Deanが弾いた音より、全音低い音を歌うこと。

え?歌うの?ギター弾かないの?

ギターレッスンで行って「歌え」と。

所謂リック的なものを弾きにいくのではなく、本当に即興する為に、

イヤトレをしっかりやりなさいと言われました。

みんなそんな時間ないって言い訳するけど、

車に乗ってるときでもイヤトレはできる。

毎日やりなさいと言われました。

今日は彼に教えてもらったイヤトレの一つを紹介します。

イヤートレーニングと言っても絶対音感を身につけるものではなく、

相対音感を鍛えるトレーニングです。

相対音感とは、インターバル(音と音の距離)を測る力です。

低い方の音を「ド」(移動ド)とし、もう一つの音が、どれだけ離れているかを測ります。

遠い方が難しいと思いますのでまずは近いところから。

完全5度(P5th)までをしっかり鍛えてから、1オクターブ、そしてオクターブを超えるインターバルを練習すると良いと思います。

例えば「ド」の音をを鳴らします。
次に長3度上の音を歌ってみましょう。

半音4つ上の距離です。

歌ってみてから実際に「ミ」を歌ってみます。

うまく歌えていたら、今度は適当な「ド」(移動ド)を選んで弾いてみましょう。

同じようにそこから半音4つ上の音を歌ってみてください。

しっかり長3度のハーモニーができましたか?

これを繰り返し、鍛えていきます。

ギターでもピアノでもピアノアプリでもなんでもOKです。

M3、m3、P4、P5をしっかり練習し、2ndやトライトン、6th、7thと距離を広げていきます。

 

個人で習いにきている生徒さんには必ずレッスンの最初にこのイヤートレーニングをやります。

それからウォーミングアップをして、レッスンの内容に入っていきます。

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