「Sight Reading」
譜面を読むということです。
LA留学していたとき、
Bill Fowler先生の一番最初の授業のとき、
「君たちはプロミュージシャンになりたくてここにいます。」
「プロミュージシャンに必要な事って何だと思いますか?」
という質問をしました。
当時僕がいたクラスにはアメリカ以外の国から留学している人が多く、
みんなそれぞれプロとしてある程度活動してからLAMAに学びに来ているような感じでした。
30人くらいのクラスで、日本人は2、3人。
イギリス、ドイツ、スウェーデン、ブラジル、プエルトリコ、グアテマラ、などなど、
みんな自分よりも全然年上でめちゃめちゃうまい人たちばっかり。
プロになるというより、少なくとも当時の自分からしたら自分以外みんなプロに見えました。
プロに必要な事、
何だとおもいますか?
アドリブ
ジャズ
理論
リズム感
音感
機材
テクニック
譜面を読む力
他にもなんかいろいろ上がってたと思いますが、よく覚えていません。
実際いっぱいあると思います。
おそらくそこに書いてあった事全部大事で全部必要で、全部備わったプレイヤーになる為に僕を含めみんな集まってたんだと思います。
Billはその箇条書きされた項目の中から「譜面を読む力」に二十丸どころじゃない丸をつけました。
「真っ先にこれをやれ。」
譜面が読めないんじゃ話にならない。
ギタリストはTAB譜しか読めない。
それではいけない。
その日から毎日sight readingの授業がありました。
本当に卒業するまで毎日。
フレットボードの隅から隅まで音を把握していく。
最初はもちろんゆっくりから。
ホント、寝ちゃうくらいゆっくりから。
ポジションも狭いところから。
やり方もいろいろあると思うのでここでは書きませんが、
機会があれば紹介したいと思います。
今でもバッハを読みます。
発見も多いし、やってて楽しいです。
あと、誰かと一緒に読むともっと楽しいし、はかどります。
という訳で、
一緒に「Sight Reading」やってくれるお友達を募集します。