8月8日公開初日レイトショー、ちょっと小さめのスクリーンでしたが多くの人が見に来ていました。
日本人として見ておかないといけないと思い見に行きました。
ポツダム宣言から終戦までの日本。
といっても背景を知らないと面白くないです。
いや、決して面白い映画ではありませんでした。
でも今の日本の政治のシステムや、天皇のシステムは同じですし、
こうやって日本という国の決断をしていっているんだなと思いました。
なので庶民というか、戦争の中での一般の様子はほとんどでてきません。
政治に関わっている連中のやりとりです。
ただただ記録として話が進んでいく感じは、つまらないと思う人もいるかもしれませんが、
個人的には良い映画だったと思いました。
全員本気で参加しているということが伝わってきました。
本木雅弘の「天皇」ぶりもものすごく良かったです。
時代の先を読んでいる人たちのやりとりだけが展開される映画ですが、
今まさに日本と戦争という話題で世の中が騒いでいる時期なので、
今見た方がいいなと思いました。
戦争ってなんだろうとか、一般人の自分にはわかりませんし、
誰かが「はい、戦争やります」というようなものでも無いのだと思います。
ただ時代の大きな流れが当時の人たちをそうさせてしまったんだと思いますし、
今まさにそうなってしまうかもしれないという状態なのかもしれません。
この夏是非見てほしい映画でした。