今回は5シェイプのお話です。
ギターを練習する際、みなさんはどういう風にネックを見ていますか?
メジャースケールのモードで7ポジションに分ける見方、
ペンタトニックスケールを使った見方、
自分もいろいろ試しましたが、
自分に合っているな、と思ったのがこの「5シェイプ」です。
例えば「C」のコード。
ローコードの「C」から順番に、
Cシェイプ、Aシェイプ、Gシェイプ、Eシェイプ、Dシェイプ
と五つに分け、まずはネック全体で12keyの形を把握します。
その次に各シェイプの中にあるメジャースケールを覚えます。
余裕が出てきたら、そのポジションにあるメジャースケールの音も練習しましょう。
トライアドを練習するのが先か、5シェイプが先か、
どちらでも構いませんが、ネック全体で12keyを把握するということが大切だと思います。
ギターはピアノのように横一列に音が並んでいる訳ではないので、
縦にも横にも見えてないといけません。
同じ音程の音が5つも鳴るような楽器は他にはないので、
そこがギターの面白い所でもあり、難しく感じてしまうところでもあります。